6月2日㈫、およそ3週間ぶりに東京都での新型コロナウイルス感染者が30人以上を記録しました。
これから暑くなり、プールに行きたいと思っている人もいるはずです。
そこで、プール利用で気を付けるべき点を挙げてみます。
新型コロナウイルス感染症はプールで感染する可能性はある?
【プールで新型コロナ感染の危険性は?】
「プール水による新型コロナウイルス感染は限りなくゼロに近い」と専門家は言います。一方で懸念されるのが、更衣室やトイレ、送迎バスでの感染です。https://t.co/HzeVxBpqfS— 産経ニュース (@Sankei_news) May 31, 2020
「プール水による新型コロナウイルス感染は限りなくゼロに近い」
一般的にウイルスは水に弱く、プールでの環境下では不活化する傾向にある。さらにプール水に含まれる次亜塩素酸がウイルスの不活化に効果があるとの研究結果も公表されているhttps://t.co/TeTbhBbTg4
— 最新のニュース・医療情報をお届けします!コムコム@看護師 (@3UG1pDInz9FYCpb) May 30, 2020
実は、意外にもプールでの新型コロナウイルスの感染は低いというのが現状のようです。
プールの水に入っている塩素が新型コロナウイルス感染のリスクを大幅に減らすのです。
新型コロナウイルスの殺菌に効果があるとされる次亜塩素酸ナトリウムが、プールの水に入っている塩素の正体です。
これに加えて、屋内プールは適切な湿度に保たれているため、新型コロナウイルスが活性化する隙が無い状況であると言えるのです。
また、泳ぐことで免疫力の向上も期待できます。
水泳では、水圧により呼吸筋が鍛えられることで心肺機能が伸び酸素摂取量が増加します。
プールの水温は一般的に30℃前後であり、泳ぐことで身体が体温を36℃前後に戻そうとするため、基礎体温が血液循環の活性化により上がります。
こうした要因から、水泳そのものでの新型コロナウイルスの感染確率は極めて低いと言えます。
新型コロナウイルス感染症を予防するためにプールで気を付けるべきポイントは?
水の中は、感染リスク低いかもしれないが、更衣室など感染リスク高い。これで、学校で水泳の授業やっていいとは、とても思えない💦
【NEWS Why? ニュースを知りたい】プールで新型コロナ感染の危険性は? (産経ニュース) – LINE NEWS https://t.co/2ip3Ug3Dbh #linenews via @news_line_me
— ゆあ (@DsrLv0RuBhSoD5A) May 30, 2020
新型コロナウイルスの感染に対して気を付けるべき点は、更衣室など「3密」が生じる場への対処です。
更衣室では速やかに退出する、人数制限をかける、あらかじめ自宅で着替えてくるといった対策が採られると見込まれます。
これらに加えて、プールに限ったことではないですが、体温のチェック、咳・風邪等の体調の異変が見られる場合は、プールへの入場をお断りすることが予想されます。
そして、手すり等へのアルコール消毒やこまめな手洗い等が行われることも想定されます。
また、プール施設の換気も重要な問題となってまいります。
換気に加え、ロビー等の共用部では空気清浄機と加湿器を回して、新型コロナウイルスが活性化しないような空気を作っていくということも課題となっております。
新型コロナウイルスの感染拡大で休業を余儀なくされている水泳スクールの指導者向けに、元競泳選手が #飛沫感染 防止の耐水マスクを開発した。プールは「 #3密 」が指摘されるが、安全確保のために発売すると注文が相次ぎ、増産体制に。 #毎日新聞 #くらし医療部https://t.co/NkkGdrdeZT
— 毎日新聞くらし医療部 (@mainichikurashi) June 1, 2020
上記Twitter画像のように「耐水マスク」を作って感染防止を行う動きもあります。
新型コロナウイルス感染症はプールで感染するのかについてまとめ
今夏のプール授業を中止する学校続出、新型コロナ感染を懸念(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース https://t.co/Qjai4KjE9E
— えみ (@emi87765617) June 1, 2020
プールで泳ぐことそのものについての新型コロナウイルス感染リスクは低いものの、プールで泳ぐ前後の段階において「3密」が生じてしまい感染リスクが高まるといった状況にプールは置かれております。
水泳は免疫力を高めることが提唱されておりますが、感染リスクが高まる「3密」が生じる場を減らすために学校での水泳の授業や各地のプール施設は中止や営業自粛が相次いでおります。
ふむ🤔
となるとプールが、込み合うと予測される。
また空調の効いた施設に殺到する可能性もある
対策を練らないと感染拡大が、懸念される🤔
【新型コロナ】「過去にない」異例の夏へ 海水浴場、県内全域で中止に(カナロコ by 神奈川新聞) https://t.co/9GTl8Yzqxe— まさお (@Fit0428) June 2, 2020
神奈川県は沿岸部での海水浴場の閉鎖を決定しており、プールに人が殺到することは容易に想定される状況です。
一刻も早くプール施設側も対策を講じる必要があると言えるでしょう。
更衣室が3密だというなら、着替える時間長くとって交代で使えば良かろうに。コロナとは今後も付き合っていくのだから、出来ない理由考えるより、可能にする方法考えるべき。 / “今夏のプール授業を中止する学校続出、新型コロナ感染を懸念(スポニチアネックス) – Yahoo!…” https://t.co/SCAWkFrJCK
— hesocha@自粛警察警察 (@hesocha_twi) June 1, 2020
新型コロナウイルス感染をおそれるあまり自粛を行い、全ての物事を中止にすることで対処する世の中の風潮に警鐘を鳴らす人々もおります。
こうした人々は「新型コロナウイルスとの関わり方を考えるべき」「できないのではなく、出来る方法を考えるべき」と主張しています。
プールから実社会に目を移すと、新型コロナウイルスが蔓延している世の中であっても、勤務ができ経済と世の中が回っていくようにテレワークを導入することで「新しい働き方」を行い、新型コロナウイルスの感染が広がっている今日と上手く付き合っているやり方を模索している企業は多く存在します。
新型コロナウイルスとの付き合い方については企業活動についてが注目されている印象がありますが、それ以外の組織においても同じような取り組みを行い、「新たな仕組み」「新たなシステム」「新たな社会」を作っていく必要があると言えます。